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2014年1月15日 (水)

東京でコンサートです

東京での大きなホールコンサートは
八年振りになる。

不思議なことに大きな東京でのホールコンサートは
今までずっと八年ごとになっている。
何故だかわからないが1981年に始めて
日本の全国ツアーで招聘してもらって以来
八年ごとに、青山円形劇場、品川六行会ホール、
品川アートスフィア、有楽町朝日ホール、
そして今回は銀座ブロッサムホール,前回の朝日ホールが
2006年だったので丁度8年になる。

それはともかく、8年で自分自身の何が
変わったのかわからない。
八年もの歳を重ねた他は。

一つだけ大きな変化は今回も一緒にステージを
創ってくれる3人のジャズマンに出会い、
それも故郷の京都で。
彼らと今までとは一風違った歌の世界
を作れるようになったことだろう。
そしてやはり彼らとライブハウスツアーという、
今まで知らなかった空間に出て行くように
なったことも今までとの大きな
違いかもしれない。
三人のジャズマンとはピアノの中島徹、
トロンボーンのTmmy、ベースの中島かつき
でいずれも関西のみならず日本全国で
演奏活動をしているスーパーミュージシャンである。

僕はずるくて自分に無いものを持っている人に
近づいてその人から新しいエキスを吸い取って
自分の細胞に注入し細胞を活性化させて
新しい色とともに生き延びさせる事を
得意としている。

そういう意味で今回のジャズマン三人からも
たくさん新しいエキスを頂いたが、
こう書くとみんな吸い取られてやせ細っているように
思われるが、誰一人外見上は吸われた形成の
見えるものはいないので、
まだまだ僕は一緒にいられそうに思える。

この八年ぶりの東京で何を歌うかと言うと、
僕が30余年のフランスでの歌手生活の間に
出会った色々な人(歌手)との思い出を辿りながら、
その人が歌った歌を歌ってみようと思った。

例えばシャルル・トレネと出会ったのは1981年、
当時トレネは引退して歌っていなかったのを、
ジャンルイ・バローが引っ張り出して、
自分の劇場、シャンゼリゼにあるロンポワン劇場で
歌わせた。
これはパリ中の話題になり席は一日で完売、
国営放送のテレビ中継が入り、当時一番人気のあった
ジョゼ・アルチュールのラジオ中継も来た。

トレネだけでは面白くないだろうと、
その当時ピカイチの歌手、女優、イラストレーター
を呼んでトレネの前に歌わせた。
ミッシェル・ルグラン、クロード・ヌガロ、
イブ・デユテイユ、コラ・ボケール、アンヌ・デユペリー、
それにジャンルイ・バロー、マドレーヌ・ルノー
そしてなんと僕、ワサブローがそこに入っていた。

これは今思うとなんと素晴らしい出来事だったのに、
当時は若くてそれ程大きな出来事とは思って
いなかったように記憶している。

今回はその日を思い出してトレネの
代表作ラメールを始めて歌ってみようと思った。

トレネは80歳だったと思うが、
結構よぼつているお爺さんの様に見えたのが
マイクの前に立った途端に素晴らしい歌手に
一変して、歯切れの良い、素晴らしいスイングの
歌の数々を歌ったのがとても印象的で
舞台の袖で見ていてひどく感動して、歌手は
こうあるべき、これなら何歳でも歌って良しと
認識を新たにした思い出がある。

それからジャック・ドウーエ、コラ・ボケール、
ジャン・バスカ、ジュリエット・グレコ、
フランシス・ルマルク、レオ・フエレ、
ジョルジュ・ムスタキ、アンナ・プリユックナル、
もっといろいろいますけど。。。

随分いろんな人といろんなことを
したものだとこうして名前をあげて
みると思い出す。
この人たちとの思い出を歌で綴ってみたい
と思った。

今週の土曜日、ご都合が宜しければ、
是非久しぶりのワサブローをホールで
見に来て欲しい。

一番世話をかけたジャック・ドゥエの歌が
糸紡ぎが無いのがさみしいけれど。

今回はスペシャルゲストにマリンバの宅間久善を
迎えて、マレットピット
の二人、宅間善之、宅間政彰も参加してくれて
面白いステージになりそう。

では18日に、ブロッサムホールで。

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