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2012年6月28日 (木)

法然院で歌います

京都の東の端、鹿ヶ谷に法然院というお寺がある。
哲学の道をしばらく歩いて左に曲がり、
少し上り坂を登ったところに茅葺きの美しい門が見える。
ここに鎌倉時代、法然上人開祖の草庵があった。

江戸時代、この法然上人ゆかりの地に念仏道場として
再建され、現在は美しい本尊阿弥陀如来坐像や
法然上人立像など,
素晴らしい仏像がある伽藍をはじめ経堂、講堂それに
狩野光信と堂本印象筆のふすま絵のある方丈とその庭園
が時を経て残り、四季折々の美しい山々を背景に
座っていると、命に安らぎの時が流れていく。

またこの寺の墓所には谷崎潤一郎夫妻を始め
画家福田平八郎、仏文学者小松清、
経済学者河上肇など学者、文学者、芸術家
が多く眠っている。
パリのモンマルトルやペールラシェーズ
墓地を思い出す。

この法然院の梶田真章貫主とご縁が出来て
今年春の悲願会にギターの溝淵さんとトランペットの
トミーさんと一緒に参加させて頂き、その折に
座って見えた方丈の庭があまりに美しく、気持ちが良くて、
ここで歌いたいと勝手な思いが頭をもたげてしまった。

僕は今まで奈良の薬師寺の観月宴で玄奘三蔵院の前で
歌わせて頂いて以来お寺で歌う機会はなかった。

それに町家など畳の部屋で歌う興味はほとんどなかった。
大好きな畳の部屋なのに。

それなのに法然院の方丈には何かしら
言魂と音魂の両方がそこかしこに流れて浮かび、
ここで歌えと何処からか啓示の様な声が
聞こえて来た様にさえ思えた。

さっそく貫主の梶田さんにお願いしたら
快諾下さり、7月22日に
ギターの溝淵仁啓さんと作った二人のユニット
<デユポン エ デユポン>のコンサート第2章
が決定した。

今回も溝淵さんのギターで僕はフランスの歌と
日本の歌を歌いたいと思っている。

ギターと歌、この二人のアンサンブルならではの
レパートリーにして楽しんで頂きたいと
リハーサルを始めた。

ミラボー橋(アポリネール)、
君死にたもうことなかれ(与謝野晶子)、
わたしが一番きれだった時(茨木のり子)、
パリの空の下、時の流れに、
勿論、魔笛の主題による変奏曲
やアストウリアスなど溝淵仁啓のギターソロも
聞いて頂ける。

かえるの声、蝉の声、ししおどしの音、風の音
の自然が奏でる大オーケストラを美しい庭に従えての
コンサートはこの場所でしか耳に、目にして頂けない
珍しい機会であろう。

夏の夕暮れ時、夕涼みを兼ねて是非お越し頂きたい。

7月22日(日)
5時開演(30分前より開場にお入り頂けます)
ご予約:080 6136 4233 または
メール wasawasajap@yahoo.co.jp

(注)法然院は4時に閉門されます。
4時半には正門が閉まっていますので
少し下方左側にある通用門よりお入り下さい。

法然院のホームページ 
http://www.honen-in.jp/

法然院でのコンサートの前に
東京銀座にある僕の大好きなフレンチレストラン<ヌガ>
の巴里祭が7月7日に行われる。
今年で5年目。
ワサブローとヌガの巴里祭。

僕のレパートリーの人気の歌、
ブリジット・フォンテーヌのヌガを
僕が書いた日本語バージョン、その題がそのまま
レストランの名前になり、歌詞同様に店内には
ピンクの象がシャワーを浴びている絵と大きな
ぬいぐるみがあり人気を博している。

大変人気のある店で、
僕の店だと勘違いされている方もあるようですが
、僕にはそんな甲斐性は全くない!です。

この店のオーナーは知る人ぞ知るソムリエの後藤さん、
とびきり美しい奥さんの奈美さんはじめ若いスタッフが
いきいきとサービスを努めている。
ここの料理を食べているといつもパリに帰った
様な錯覚に陥る。
本当に美味しい!
ご存じない方は是非一度行って頂きたい。
必ず予約して、そうでないと席がない日が多い。

それで僕が歌う7月7日の巴里祭は
特別メニューがあって美味しいワインも
揃っています。

ヌガホームページ
http://www.lenougat.jp/floor.html


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