« 高遠へ来年歌いに行きます。 | トップページ | どうぞ良いお年を »

2011年12月13日 (火)

ルーアン

10日前はフランスのルーアンRouenで歌っていた。
ルーアンはフランス西部に位置し、
オート・ノルマンディ地方にある。

中世の古い都で街の中心に建っている大聖堂は
フランスのゴチック建築の代表的な建造物で、
モネが1892年から93年にかけて
描いたモネ中期の連作の主題にもなり、
パリのオルセイ美術館にも数枚が展示されているので
ご覧になっている日本の方も大勢おられるだろう。

1431年、百年戦争で捕虜になったジャンヌ・ダルク
が火刑に処された場所でもある。

この街にあるトリアノン・トランスアトランチック
という劇場でラ・コンパニー・デ・ミュージック・
ア・ウイール la compagnie des musiques a ouir
の公演オー・ブリジットがあり僕は11月初日の南仏の街
ヴァランス同様出演して歌って来た。

オーーブリジットはフランスでは特殊な位置に
おかれている詩人で歌手のブリジット・フォンテーヌの
作品集であって、それぞれの作品を
ミュージック・ア・ウイールのミュージシャンたちが
リメイクしてとても面白いテーマコンサートに
仕上がっている。

今回はバンマスでパーカッションニスト、
それにトロンボーン、トランペットを吹き,
歌まで歌うドニ・シャロルを筆頭に
吹奏楽器をいくつもこなすジュリアン、
アコーデオンにアコースチックとエレキギターを弾いて
これまた歌も歌うクロード、そして
鍵盤楽器のアントナンの4人のミュージシャン
に加えて、歌手のジョスリーヌ、オリアンヌ、ブール、
女優のマリエットとクロードそれに僕と総勢10人の
出演者が歌ったり詩を朗読したりインストで2時間の
ステージになっている。

フリジット・フォンテーヌの歌の世界は70年代の
コム・ア・ラ・ラジオに始まりどれも世相を反映しながら
時には言葉遊び,
時には言葉の裏に幾つもの文学作品からの
抜き出しがなされていて,まるで万華鏡を覗くように
面白い。そして音楽的にはバロックあり、ロック、ジャズ
ヒュージョンからクラシックなシャンソンまでが一づつの
作品として出来ているのでフリージャズを得意とする
今回のミュージシャンたちには最適の主題だ。

この素晴らしいミュージシャンたちが色んな角度から
これらの作品に色を加え、形も変えた歌を、
僕たちが歌い、演じ、
また朗読するのは至難の技がつきまとうけれど
最高に楽しくまた演じがいのあるものにもなる。

僕は大好きな田園交響曲を始め僕のファンの方は
よくご存知のヌガ、そして
君に作ってあげた子供をアコーデイオンのクロードと
ヂュエットして中庭も歌い、いくつかの他の歌にも
コーラスで歌って、緊張のなかで楽しい時間だった。

僕はこのミュージック・デ・ウイールが大好きで
5年程前から幸せにも1年に1度か2度はフランスで
一緒に共演出来る機会をもらっている。

一度彼らとの共演のステージを日本の方々にも
見て頂きたいがその機会を待ちながらルーアンでの
いくつかのショットをご覧になって
想像して頂きたい。


Wasa1


Wasa2


Wasa7


|

« 高遠へ来年歌いに行きます。 | トップページ | どうぞ良いお年を »

パリからです」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 高遠へ来年歌いに行きます。 | トップページ | どうぞ良いお年を »