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2011年6月18日 (土)

7月24日 シャンソンだけは堪忍しとおくれやすと仰る方の為に京都で初ライブハウス出演します!

僕はいままでに数える程しかライブハウスというところに
出演した事が無い。
フランスのcafe-theatreというものをライブハウスだと
すれば何度かはコンサートの経験もある。
フランスのキャフェテアートルのほとんどは食事は出来なくて
入ったところがバーになっていてそこで開演前と休憩時間
それに終演後はお酒も含めて飲み物が飲める。
コンサートは奥、あるいは地下にある劇場で行われる。
古い建物にあるホールは昔の地下倉庫を使ったりしているので
前世紀あるいは2世紀も遡った石組みだったり
煉瓦造りだったりして風情がある。
そこにはテーブルと椅子だけがある,いわゆる劇場である。

日本のライブハウスの定義はよくわからないけれど、
たとえば何回か出演した東京のスイートベージルなどを
例にとるとレストランシアターの様なかたちで、
テーブルのある椅子にお客さんは座りそこで飲み物以外の
軽食も注文出来る。それにこれはほとんどのところで開演中も
サービスを続けているところが多い。

ちょっと前置きが長くなったが、そのライブハウスというもの
が京都にも多くあって,特に若いミュージシャンや歌手が
日替わりでコンサートを行っている。

いくつもある京都のライブハウスをあちこち見に行って
僕が一番気に入ったのが北山にあるMoji West。
僕の感覚にぴったりの店を見つけた。
すこし50年代風で、レトロな感じは同時に
ラテンアメリカの古ぼけた色彩があって、
何ともいいムードが漂っている。
おまけに大好きなミラーボールも天井に下がっていて。
(一度ミラーボールの廻っている下で歌いたいと願っていた!)

僕はこの頃年に一度のリーガロイヤルホテル主催の
ディナーショーに出演している以外は
アーズローカスでの歌の会の他
京都ではコンサートもしなくなってもう数年が経っている。

今年のリーガロイヤルホテルでのデイナーショーは
20周年を向かえる。色んなゲストに来てもらい
楽しく盛大に20年の御礼のコンサートにしたいと
考えている。

その前に7月24日京都のライブハウス初体験をする。
僕はパリで長年歌を歌って来た。
今度は京都でいっぱい歌いたいと思っている。
それも京都や大阪在住の、関西のミュージシャンや歌手と共に
京都の街に僕の30年のフランス色を少しまぜて、
ひと味違った音楽をしてみたいと思った。
そしてそれをmojo westでしてみたいと思った。

第一回目はジャズやラテンの演奏では関西屈指のピアニスト、
中島徹さんとやはりジャズ、トロンボーンの京都在住、関西
の第一人者Tommyさんにお願いした。
その上に僕の好きな京都在住のボサノバシンガー、田中志保
さんも歌いに来て下さる事になった。

さてこの日は何を歌おうかとさんざん迷った。
ここしばらく前から僕は日本語の歌に興味を持ち、
今まで歌えなかった(技術的にも)日本語が
歌えるようになり、
日本語で書かれた好きな詩人の詩や素晴らしい日本の作詞、
作曲家の方々が僕の為に詩を、曲を書いて下さって、沢山の
日本語のレパートリーが出来始めてる。
そこで日本で何度も僕に言われた<音楽は何でも好きですが、
シャンソンだけは堪忍してください!>という言葉を
思い出した。
この言葉を初めて聞いた時はなんで?と思ったが、
この頃はその意味がよくわかる。

でもわかると言って喜んで入られない。
このようにむき出しの差別を受けてそうですかとは
言ってられない。
<いや〜、シャンソン、面白い音楽ですね、
実に気持ちがいい!
堪忍して欲しい人のもありますけど!
食わず嫌いはいけませんね。
ただ特に日本語で聞く初めて時は
気いつけんとだめですね〜〜>と、
せめて言ってほしい。ので、この日はあえてシャンソン
(フランス語の)だけを歌う事にした。
シャンソン嫌いの方に聞いて欲しいので。

僕は自分でいわゆるシャンソン歌手だとは思っていない。
でもフランス語の歌手だとは思っている。
僕にとって<シャンソン歌手>と<フランス語の歌手>
との間には大きな違いがある。
フランス語で書くと、<chanteur de Chanson>と
<chanteur francophone>の違いである。

フランス語の歌手というのはフランス語を読み,話し、
フランス語で書かれた詩に魂を注ぎ込める歌手を指す。

シャンソンとはフランスの楽曲を借りて日本語の詩を
つけたものでそれを歌う人がシャンソン歌手と呼ばれ
ている。日本だけの変った名称である。

ただ日本では僕やフランス人が歌うフランスの歌も
いわゆるシャンソンも同じ籠に入れられてしまい、
ジャンルはシャンソンという他に一言でピンと来る
言葉が無い。
仕方なく今回もチラシにはシャンソン.シャンソン歌手
という表記が僕の気持ちとは裏腹になされている。

また話が少し横に逸れたが7月24日はまず初めての
ライブハウスで自分自身のお披露目なので、
ワサブローの原点を聞いて頂く事にして、全曲フランス語の
歌を選んだ。

2006年に初めて日本で出したCD
恋の病〜Maladies d'amourから選んだ曲を中心に
田中志保さんとのデュエット、彼女の歌う
ボサノヴァなどを中島徹のピアノとTommyのトロンボーン
の音で楽しんで頂きたいと思っている。

<シャンソンだけは堪忍してください!>と仰っている方々
にも楽しく興味深いひとときになれば幸せである。

アーズローカスによく来て頂いているお客様はきっと
当日気が向いたら行こうと思っていて下さるだろうが、
この夜は席数に限りがあるので、一応予約を御願いしている。

予約はメールwasaburo_paris@yahoo.co.jp あるいは
wasaburo@wasaburo-paris.com もしくは
ファックス:075-414-9090で受け付けています。
沢山来て下さいますように!

Mojo West;
http://www.mojowest.com/access/index.html
TEL.075-706-8869
〒603-8054
京都府京都市北区上賀茂桜井町104 エデン北山B1F

もしこの夜が評判良く,成功に終わったら
第2弾、3弾続けていきたいと思っている。
それもMjo west2夜連続とか、3夜連続とか
1夜づつゲストを変えて、京都関西在住のアーチスト
とコラボをして京都から全国に発信出来る音楽づくりの
一端を担えればとても嬉しいと腕まくりをして待っている。


来週から民音未来へ送る歌のツアーの後半が始まる。
初めて僕は福岡以外の九州へ行く。
小椋佳さん、由紀さおりさん、サエラさんとまた
楽しいながら緊張するステージが待っている。

大雨にならないように!
行ってきます!

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コメント

来週からのツアー頑張って下さい。
ワサブローさんにとって九州ははフランスよりも遠いところだったかもしれませんね。この機会にぜひ近しい場所にしてください。
人情は厚く、魚を始め、食べ物も美味しい所ですよ。
長崎名物は卓袱料理といいますが、庶民的な皿うどんもお勧めです。何を隠そう、私は長崎県人なのです。
さて、九州ツアーに行く前に時間があったら、私の提出遅れの宿題を点検していって下さいね。(アーズローカス報告です)
毎度、勝手なことを書かせていただいていますが、もう慣れて下さってるから、安心して書いております。

ワサブローさんが歌った、ミラボー橋の作曲家は誰でした?
作曲が良いのか、歌手が良いのか?どっちなんだろう?
とにかく、すごく良かったです。7月のライブでも歌って下さい。
でも、7月は、リクエストじゃないのですよねえ。

投稿: kaguya | 2011年6月19日 (日) 22時56分

ワサブローさん、さっそく宿題チェック有り難うございます。
「俳句」のバック演奏は、まだ企業秘密かなと思って、新しいバージョンとだけ書いておいたのですが、コメントに詳しく書いて下さったので、もうオープンでいいのかな?
おそらくアーズローカスではバックの音が大きすぎたのだと思います。大きいホールだと丁度良いぐらいかもしれませんが、伴奏に耳が言ってしまって歌声に気持ちが行かなかった・・・様な気がします。
でも若い人達は、ハードな演奏を聴いて育ってきてるからOKなのかもしれません。
もう一度、あのバージョンで聴かせて下さい。
次のアーズローカスでも、アンコールは「俳句」で・・
よろしくお願いします。
リクエストは、また改めて日が近くなって事務所に申し込んでおきますね。
そうすると、きっとおしりを叩かれて、無理矢理やらされるのでは!
でも気に染まない曲は歌わないで下さいね。
私は、ワサブローさんが歌いたいと思う曲を聴きたいのですから・・
雨降り、湿気の梅雨・・・
ワサブローさんのどが潤って、九州ツアーでの歌を聴けるお客様は、ラッキーですね。
お元気で、また7月のライブでは土産話を披露して下さい。

投稿: kaguya | 2011年6月20日 (月) 19時23分

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