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2010年7月17日 (土)

祇園祭宵山

久し振りに祇園祭の宵山に京都にいた。

昔から祇園祭で梅雨が空け夏が来ると
京都では言われ、信じられているとおり、
祇園祭の巡行日7月17日前後は雨が降る事が多い。

今年は例年になく7月に入ってから大雨の日が
多くて,珍しく金閣寺も浸水寸前になっていた。

僕は7月に入ってすぐに東京に行ったので
雨の日はあってもそんなに大変な雨の日は
なかった。

京都に戻ってくると家中がカビに包囲
されている様な気配が漂っていた。

15日に京都に戻り宵山の16日には雨も上がって、
気持ちよく暑く、絶好の宵山日和になった。

祇園祭は京都の時代祭、葵祭と並ぶ三大祭りの一つ、
また日本の三大祭りの一つでもあり、重要無形文化財
でありユネスコの無形文化遺産にもなっている。

平安中期の貴族の間で栄えた葵祭とは違って、
下京区の商工業者自治組織、すなわち室町地区の
着物や帯問屋が中心となって970年以来
1000年の時を経て大きく今まで続いて来た。

現在もそれぞれの鉾や山を所有する町内が長い歴史
を紡いでいる。

祇園にある八坂神社に祀られている
牛頭天王を祭神とする祭りで7月1日の吉符入り
を始めハイライトの17日山鉾巡行を経て
31日の 疫神社夏越祭
で終わる1か月にも及ぶ長い祭りでもある。

巡行の17日の前夜は宵山と呼ばれそれぞれの町内に
翌日の晴れの日を待つ32基の山や鉾が立ち並び
それぞれの鉾の上にはそれぞれの紋をあしらった
浴衣姿の町内衆の囃子方がそれぞれの祇園囃子を
鐘や太鼓や笛で奏し,
夜遅くまで多くの人が見に出かけて行く。

僕は上京区の育ちなので青春時代は下京区のこの祇園祭には
全く興味はなく見に出かけた思い出もあまりない。
勿論今の様に数日に渡って宵山があり日本全国から
何十万人の人が出てくるという時代でもなかった。

パリに住み毎年夏に帰って来る度に友人のフランス人が
僕が日本に、特に京都にいるのを知って出て来るので
一緒に祇園祭を見に行く様になり、
一時は祇園祭のフランス人向けガイドが出来るくらい
祇園祭を知り、見た。

大きく揺れながら都大路を綱で引かれて通って行く
山鉾を見る度に、千年もの長い間の町民の信仰心と
美意識に感銘を受け身体が熱くなる。

昨晩は珍しく京都にいたので宵山に出かけた。
雨も上がり大好きな湿度も感じて,浴衣を出して着た。

ちょっと恥ずかしいが月鉾の前で撮ってもらった
写真を載せておきます。


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