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2009年9月10日 (木)

もんじゃ焼き

リーガロイヤルでのディナーショーのリハーサルを始めた。
今回のミュージシャンはおなじみのピアノの鈴木厚志さん、
ドラムスの服部正美さん、それにこの前のブログでも告知を
した若い兄弟のマレットピットのお二人です。
プログラムが東京の恵比寿のアートキャッフェフレンズの
時とあまり変わらないので、ミュージシャンはドラムスの
正美さんを除いて曲を知っているのでわりとリラックス
して全曲を通して出来た。

僕は同じ曲でも少し時間が経つと初めての曲の様な
気がしてなかなか自分の身体に入れにくい。
一度脱いだ着物をもう一度着るとき全く寸分の違いなく
着られないのと同じ感じがする。
特に2回目の曲がこのようになりがちで歌との関係も
人間の関係と同じく結構繊細で難しい。
月曜日は早く終わったので皆で月島にあるもんじゃ焼き
を食べに連れてもらった。

京都にもパリにも、もんじゃ焼きはない
(ない!と断言は出来ないけれど、
伝統的にはお好み焼きとたこ焼きしか僕が京都にいた
頃はなかったしパリには絶対ない)ので僕は食べ方を
ほとんど知らない。ほとんどと書いたのは何度か
食べに連れてもらっているのに、
行かない間が数年経つと全く食べ方どころか
どういうものだったかも忘れてしまう。

以前パリから家族で夏休みに戻って来た時に
みんなにもんじゃ焼きというものを食べさせてあげる、
と言って浅草のお店に妻と息子を連れて行った事がある。
その数年前に初めて食べて、美味しくて是非家族にも
と思い得意顔で行ったのだが、全く食べ方を思い出せず
あちこち洪水の様に鉄板のすべてに流れて
ひどい状態になり、僕の家長としての面目は丸つぶれで
そのうえひどいものしか食べられず日本滞在の
1日目が台無しになった思い出がある。

僕はクレープにしろお好み焼きにしろ、粉を焼いて
作るものが大好物なので、このもんじゃ焼きは。
間があく度にはっきりとした形態は忘れても、
粉系の美味しいもの、という事は覚えているので、
もんじゃに行く?と
言われると行こう!行こう!と叫んでしまう。

今回も叫んで連れてもらった。
僕のコンサートの照明はこの世界の第一人者、安部昌臣さん。
安部さんは素晴らしい舞台照明家であると同時に美食家で
その上お酒にかけては洋の東西を問わず良くご存知で
良く召し上がる。この安部さんが月島にお住まいなので
もんじゃ焼きにも詳しくこの日も安部さんお勧めの
お店に皆で出かけた。

こうして”土手”を作ってそこに粉を溶いたものを
流し込みそのあと混ぜて横に前もって焼いていた
具もまぜて、平たくしてから小さいへらで
すくい取る様にして食べる。
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もんじゃ焼きの発祥の地は浅草説と月島説があるらしいが
北斎漫画にも出てくるという事実を聞くと明治時代に
出来た月島ではなくやはり浅草という事になる。
もっとも北斎の絵には、<文字焼き屋>と書かれている
らしく、これがなまってもんじゃになったとか。

何処で始まったかはともかくとして、
月島でのもんじゃ焼きは
とても美味しく、身を削るステージの前にさっと通り過ぎる
清涼風のような時間だった。

ちなみに月島にはもんじゃ焼き通りというのがあって
長い通りを挟んで両側に70軒のもんじゃ焼き屋の
暖簾が風になびいている。

僕の右がピアノの鈴木さんで左はドラムスの服部正美さん
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京都もゲスト出演してくれるマレットピットの宅間善之、政彰兄弟の食べっぷり!
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