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2009年8月15日 (土)

ブルターニュ、ゲランドの塩

僕がフランスに住んで以来大好きで、
ずーっと使っている塩がある。
ゲランドというブルターニュ地方の土地で採れる塩で
その中でも一番繊細な味と
真っ白いクリスタルの結晶の
塩の華〜フランス語ではfleur de selと呼ばれるもの。
このゲランドの塩田の歴史は古く9世紀頃に
遡る。その頃からと全く変わらない塩田方式で
paludierパリュディエと呼ばれる塩師が昔ながらの
職人仕事で採塩している。

Dsc_0033_2

この塩の華は海水が太陽の熱と東の乾いた風を受けて
蒸発しながら粘土質の塩田の土の上に塩の結晶を
作る一番上澄みを採ったもの。
汲み上げ一番湯葉の様なものといえば
想像して頂けるだろうか。
この頃ではフランスの名だたるシェフがみんな
このゲランドの塩を気に入って使っている。
ミネラルが豊富でなかでもマグネシウム、
カリウム、カルシウムなどのいわゆる
オリゴエレメントが一杯含まれている。
この一番汲み採りの塩の華と上質のオリーブオイル
があればサラダには何のソースも必要ない。
シンプルで本当に美味しい。
煮物には塩の華ではなくてもう少し時間を経て採られる
粗塩を使って欲しい。
この塩の華で作るおにぎりは格別でパリでも公演
の時は家でおにぎりを作って楽屋入りする事に
決めている。
1997年に日本の塩専売法が廃止されて
ゲランドの塩も比較的日本でも簡単に買える様になったが
それまでは僕は内緒でいつも日本に行く度に
一袋をスーツケースの隅にしのばせて持っていった。
現在京都ではパダンパダンという西陣にある
フランス雑貨店で売っているのでわざわざスーツケースの
隅に入れなくても、僕はこの店で買う事にしている。
時々品切れしているときもあるので要電話問い合わせ。
075−414−9090

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日記」カテゴリの記事

コメント

bonsoir, monsieur!!
先日、京都でのコンサートへお邪魔させて頂いた加寿子です。
早いもので、もう一週間が経つのですね。。。
あれから、通勤時間を利用してフランス語の勉強をしよう!と新たに本を買いました。一歩前進です!!進み具合は今一ですが、とりあえず毎日読んでいます。
来年にフランスへ渡れるように頑張ります!

先日はとても楽しかったので、アーズローカスでのコンサートへまた行きたいです。有馬温泉でのコンサートも行きたいなぁsmile

どうぞ体調に気をつけて、お仕事頑張ってください!!次回のコンサートも楽しみにしていますshine

投稿: kaz | 2009年8月16日 (日) 01時16分

加寿子さん、Bonjour! Merci pour le message et je suis heureux que
vous retrouviez le courage et le plaisir pour continuer le francais.
J'espere que tout se passera tres bien, comme vous le voulez et que vous reviendrez me voir un jour. Bon courage ! et bonne continuation. Bien amicalement. Wasaburo

投稿: ワサブロー | 2009年8月16日 (日) 01時33分

こんにちは。
初の書き込みです。
以後宜しくお願いします。
 誰でも何処でも「馴染みの味」へのこだわりはありますよね!!?
結婚で鹿児島から東京へ来た私の知人も、未だに調味料は地元から送ってもらってるそうです。
このブログ拝読すると改めて「東京生まれ東京育ちの私の『味のこだわり』って何だろう?」って考えてしまいます。
まぁ「それだけ『美味』な物がたくさんある」ってことなのでしょうね。
他地方からいらっしゃる皆さんに言われて改めて気づく「味」もあります。
いずれにしても「食」の話題は盛り上がりますね!

投稿: 和菓子好きの白鳥 | 2009年8月18日 (火) 12時30分

白鳥さん、そうなんですね、人間の味覚って子ども時代に食べたもので
ほとんど決まってしまうようです。僕も塩は日本に持って帰ってきましたけれど、反対に七味とうがらしや醤油などは自分の好きな京都の
ものをフランスに持って帰ってます。僕の知り合いでたとえばアメリカ人2世で日本語は全くわからなくて顔以外は100%アメリカ人の女性が食事は稲荷寿司やうどん、はては納豆、塩からをいつも家で食べてました。日本人だったお母さんがいつも作っていたのでこれ無しでは暮らせないとか言ってましたけど。

投稿: ワサブロー | 2009年8月18日 (火) 20時04分

9月の月の美しいある晩のこと
FMラジオからワサブローさんの唄声が
ながれてきました。
「わたしが一番きれいだったとき」でした。
車を運転していたのですが
思わず停車して聴きいってしまいました。
次の日に銀座の山野楽器にいって
ワサブローさんのCD「恋の病い」をとりよせました。

「エトランゼ」も予約し
10月28日に手に入れて
一晩中きいていました。

やはり茨木さんの詩がすきです。
もうずいぶん昔に岩波ホールの楽屋で
茨木のり子さんとお話しをしたことを
思い出します。
それから
「君死にたまふことなかれ」が
シャンソンになるなんて!ととても驚きました。

ひとつひとつの唄から
ひとりひとりのライフストーリーが
浮かび上がって来て
とてもいいですね。
それは
詩の書き手とワサブローという唄い手の
人生が交錯するから
なのでしょう。

では、また。

投稿: カウンセラー トシ | 2009年11月 1日 (日) 00時55分

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