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2009年5月30日 (土)

たいむましーん

フランスの歌を歌う人生は僕に実に様々な出会いを
今までにくれた。
そしてそれはまだ続いている。

特にこのごろは日本にいる期間が長いので思いがけない
出会いが訪れる。それは小学校や中学校の級友が僕の事を
覚えていて電話をくれたり突然楽屋に尋ねてくれたりという
僕にとっては嬉しいハプニングである。

2年前には小学校3年生の級友から突然電話が
かかって来た。
不思議な事に電話口で彼が名乗ったとたん40年以上
前のその時の彼のおかっぱ頭と半ズボンの姿が僕の目の
前に現れた。小学校でただ2年同じクラスにいただけで
40年以上も会う事もなく話すら1度もした事が
なかったのに。それからしばらくして実際に会う事が出来た。

さすがにもうおかっぱではなくて半ズボンもはいてなかったが
その当時優等生だった彼は今も品のあるおじさんに
なっていた。とてもおもしろい詩や文章を書く詩人で最近
<旅路>と題された詩集が出た。この頃では、たまに彼と
電話で話せることが日本に帰ってくる楽しみの一つになった。

今日また一つ嬉しい出会いがあった。
突然家に中学1年生の級友が尋ねて来てくれた。
偶然に僕の新聞の記事を見たと言って。
家を探して来てくれた。

なんと彼の職場は僕の家の一すじ隣である。
名乗られてじっと彼の顔を見た。
また40年以上の歳月が時を遡った。
フランスにいてはあり得ない出来事である。

長い間セピア色のままになっていた僕の少年時代の写真に
少しづつ色が戻って来た。

20歳過ぎで日本を発った僕と京都は
想い出の中でしかなつながりがなくそれも点線でしか
なかったが、確実にその点は線に変わって来ているようだ。

 

 

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