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2008年4月29日 (火)

2008年スイートベージルSTB139

今年の僕の日本公演は6月25日の六本木スイートベージル、
STB139で始まる。
昨年のSTBライブはBSIで2回に分けて放映された。
この映像が編集されて夏にはDVDとして発売される予定に
なっている。このサイトでも発売日など詳細が報告されるので
是非ご覧になって頂きたい。
それで今年のSTB139ライブだが6月25日夜7時半開演。
いつもの様にSTB139では6時から喫茶・食事が出来るので
ご自由に早く来て頂き開演前の時間を楽しんで
頂くことも出来る。
僕はライブとコンサートの違いがよく解らずいまだに
いい加減に使っている。
勿論僕が日本にいた頃もライブという言葉はあったのだが
あまり使った覚えがない。
フランスでもこのごろは英語ばやりでこのライブliveはもう
フランス語としてとくにCDやDVDのジャケットには
普通に使われている。
まあコンサートとライブの違いがどこにあるのかは
また別の機会に考察する事にして今日は今年6月25日に
予定されている、スイートベージルSTB139のステージの
事についてちょっと書いておこうと思う。
今年は1960年代のフランスの歌を歌いたいと思った。
60年代は世界的に音楽が変わった時代でビートルズが現れ、
それからウッドストックなどロックが主流になって行った。
フランスの音楽の世界もこの時代を
境に大きく変わった。
それまでキャバレーと呼ばれる、歌を聞いて
お酒を飲んだり食事が出来る場所で多くの歌手が
デビューをした時代からテレビやラジオなどの放送メディアと
レコードが中心になった。
サンジェルマンデプレは衰退してジョニー・アリディや
シルビー・バルタン、シェラ、アダモなどイエイエと
呼ばれる若い歌手たちがメディアにのって現れた。
僕はこの60年代に初めてエディットピアフの声を
ラジオで聞きイブ・モンタンやシャルル・トレネを
知ったのもこの時代なので懐かしい。
小学校の高学年の級友たちには全く関係のない世界で
誰も興味すら示さなかった。
僕がその当時聞いた多くの歌は60年代の歌ではなくて
きっと50年代の歌だったのだろう。
アダモやジョニー・アリディやシルビー・バルタンを
聞いた覚えはない。でも記憶の奥にジャック・ブレルの
行かないでやモンタンの小さな三つの音符、
ブールビルではなかったがパタシュの歌う
アイルランドのバラードなど60年代にヒットした歌も
聞いた覚えがある。それから十数年経って
僕はフランスに発った。
フランスでは60年代の流行は終わりモンタンもトレネも
歌わなくなっていた。
それ以来60年代は記憶の音楽ライブラリーに
仕舞い込まれてほとんど忘れていた。
たまに1曲,2曲60年代の意識無しに
歌ったことがある以外は。
今回のSTBのプログラムを考えた時に初めてシャンソンに
出会った60年代の歌を歌ってみようと思った。
探してみると面白い曲、楽しい曲、美しい曲が一杯あった。
リズムも豊富で、今の感覚でも懐メロではなく十分に歌え,
演奏出来る曲を選んだ。
映画俳優のブールビルが歌ったアイルランドのバラードと
フルーツサラダの歌。
フルーツサラダはハワイの女の子の名前で恋人の男の子が
小屋にかけてあるココナツの実やパイナップルは
もう食べ飽きたわ、今僕が食べたいのは
何かわかっているやろと話す、
可愛くてちょっとエロチックな歌。
アンリ・サルバドールのシラキューズは世界文化遺産にも
指定されてるイタリア、シシリー島にある
古代都市シラクサのこと。
シラキューズに行きたい、ケルアンも見たい、
大きな海鳥が羽を風になびかせて遊んでいる様子を見てみたい、
富士山の頂上でベローナの恋人たちの夢を見たいと
美しい光景が目の前に広がって流れていく。
映画<日曜はだめよ>の中でメリナ・メリキュリが歌った
ピレの子供達、同じくアンリ・コルピの映画<かくも長き不在>
の中で歌われた三つの小さな音符、それに日本でもヒットした
小さな花など僕にとっては初めてのちょっと毛色の変わった
歌を選んでみた。それらの歌と一緒に今年も日本の詩人を
歌う事にしている。
もう何度か聞いて頂いている茨木のり子さんの
<私が一番きれいだったとき>と
今年は与謝野晶子の<君死にたもうことなかれ>この2曲は
吉岡しげみの曲、それに加えて谷川俊太郎の詩に武満徹が
曲をつけた<死んだ男の残したものは>、この3曲を選んだ。
素晴らしく、偉大な詩であり3曲とも結構長い詩である。
僕の力が及ぶか心配だ。
その他毎回コミックバージョンを1曲、
プログラムにいれている。
去年は<聞かせてよ愛の言葉>のパロディを歌った。
今年はまだ決まっていない。
好きよ、メケメケなどしばらく歌っていないものもある。
もしご希望があれば書いて頂きたい。
新作が出来ればいいのだが、思う様にアイデアは出て来ない。
アイデアも頂きたいと思っている。
いずれにしても6月25日は東京で皆様に会える、僕とって
数少ない貴重な機会なのでいいコンサートにしたいと
今から張り切っている。
今回はサウンドが少し変わる。
新しいステージを楽しみにぜひ大勢お越しいただきたい。

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日記」カテゴリの記事

コメント

はじめまして♪
大・大・大先輩のミキさんから
お話を聞きまして…

多分、近いうちにお目にかかれますね〜
楽しみです♪

投稿: 直珍 | 2008年5月14日 (水) 14時08分

昨日のスイートベージルでのライブに行きました。
とても盛り上がってサンパティックな雰囲気で素晴らしかったです。
曲目がわたしの好きなものばかりで堪能しました。海草が女性にみえるというゲンスブールの<ゴエモン>は愉快ですね。アイルランドのバラードは初めて聴きましたがとてもよかった。
初夏のステキな一夜でした。
それから、ピアノ・ギタ−・フルート・パーカッションの方々にブラヴォー\(~o~)/

投稿: Hachi | 2008年6月26日 (木) 15時01分

HACHIさま、
ライブにお越しいただきありがとうございます。
楽しんで頂けて嬉しいです。
次回もぜひ宜しくお願い致します。
お元気で

投稿: ワサブロー | 2008年6月29日 (日) 23時58分

7月2日の東京駅でのトークandライブにも行きたかったのですけれど、都合がつかなくて・・・残念! 
13日の文化放送ゲスト出演は16:00から16:30でいいのでしょうか。ぜひ聞きたいです。

投稿: Hachi | 2008年7月 4日 (金) 19時51分

Hachiさま、ワサブローの事務所です。いつも応援して頂きありがとうございます。文化放送の時間帯は地域によって違うそうです。Hachiさんはどこにおすまいか存じませんので一応その番組のサイトのアドレスをのせておきますので。お調べ願いますでしょうか?どうぞ宜しくお願い致します。文化放送「MUSIC GIFT 〜音楽・地球号〜」 7月13日(日)16:00〜16:30
http://www.joqr.net/m-gift/

投稿: リーブ | 2008年7月 6日 (日) 00時13分

リーブさま

joqr.netみましたら、関東地区なので18:30〜19:00のようです。有難うございました。

楽しみにしています。

投稿: Hachi | 2008年7月 6日 (日) 18時41分

文化放送開発センター ミュージックギフトの担当をしております。
Hachiさんからのご質問を拝見させていただきました。
ミュージックギフトの関東での放送時間は16:00から16:30です。
番組HPの文化放送(関東地方)の放送時間が4月から変更になっているのに変更されていませんでした。申し訳ございません。
Hachiさんに間違った情報が伝わっているようなので伝えてください。
よろしくお願いします。

投稿: 文化放送ミュージックギフトスタッフ小礒 | 2008年7月11日 (金) 17時34分

文化放送 小礒さま

ミュージックギフトの放送時間について教えてくださってありがとうございます。16:00〜16:30ですね。必ず聞かせていただきます。

投稿: Hachi | 2008年7月11日 (金) 20時52分

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