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2007年3月21日 (水)

春のコンサート

さきにこのブログでもふれたが、3月27日、4月3日に
京都と東京で久しぶりに歌うことになっている。
東京は六本木のライブハウス、STB139スイートベージル、
京都はリーガロイヤルホテルで。
京都は<L'apres-midi de Wasaburo・ワサブローの午後、
ラプレミディ ドウ ワサブロー>と題して
その名が示すように昼間にお茶とお菓子を
お出しして歌を聞いて頂こうというものである。
フランス語のアプレミディは午後、表記では 初めのleに
ついている母音eが次の文字apres の最初の母音aに
消されてl'apres ラプレという表記になる
が午後はアプレミディという。
ちなみにun apres-midi de chien アプレミディ ドウ シヤン
そのまま訳せば<犬の午後>なのだがこれは常套句で
ついてない日、ということになる。話しがそれたが
これは数年前に京都在住のピアニスト・作曲家の
藤林由里さんと始めたもので、僕達2人の間では素っピン、
わがままコンサートと呼んでいる。
1昨年前まで京都の洛北にあるアーズローカスという
大変気持のよい音空間をお借りして行っていたのが
いろいろな事情から2年間中断して今年から
リーガロイヤルホテル京都のサロンに場所をうつして
再開する事になった。なぜ素っピン、わがままコンサート
なのかというとこの日はグランドピアノが1台あるだけで
そのほかに通常僕のステージに不可欠な照明もマイク、
音響装置もいっさい何も無く僕は生声で歌うので素っピンと
呼び、この日の演目はお越しいただく方々の意向や趣味は
無視とまでいかないが、まあいうなれば考慮にいれずに
僕と藤林さんの好きなようにプログラムを組むということから
わがままとなっている。
この日のもう一つの特徴は決めたテーマで選んだいくつかの
歌を実験的に歌って見るためその歌の伴奏を全く別の音楽で
つけたりあるいは一つの歌を全く違う状況、気持の中で2度
歌ってみて違いを楽しむことにもある。
もちろん歌の生まれたきっかけやその大意、作曲者や作詞家の
ことや時代背景なども話している。
基本的には観客の参加はないのでワークショップとは違うが
話し掛けて頂いても質問して頂いても構わないので
ステージと客席の線はひかず、そういう意味では観客も
参加をするワークショップの性質もたぶんに入ったものである。
前回まではお菓子もお茶も無く本当に愛想のないものだったが
今回からはホテルのきれいなサロンに移りお菓子とお茶も
召し上がって頂きながら聞いて頂く事になった。
東京の方は六本木にある大きなライブハウスでここもまた
僕のいつものステージとは違った場所。
東京ではお茶もお菓子も出しませんがコンサートの始まる
前と終わってからお食事が出来るそうです。もちろん自前で。
今回は東京も京都も<日本の詩人、フランスの詩人>と題して
フランスはジャック・プレヴェール、アポリネール、
セルジュ・ゲンズブールなど日本の詩人では茨木のり子、
谷川俊太郎、西条八十などを歌おうと思っている。
いつものようにこの時期(1週間ー10日前)になると
恐怖が何処からともなく身体の中に忍び込んでくる。
そして<また性懲りも無く!>とつじつまの合わない後悔を
する時期でもある。
その上今年の日本はいつまでも寒くて
ひたすら風邪をひかないように、とくに咽頭炎にかからないように
とそれだけを祈りながら暮らしている。
パリではみんなもうTシャツで歩いているらしいのに!
そのせいでほとんど何処へも出かけず誰にも会わず、
家に隠って過ごすためにストレス気味になるとともに
パリにいても日本にいてもあまり変化のない、
近くの市場にいる人が日本人かフランス人かの
違いだけが目に入ってくる日々である。

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